【なぜ高い?】時代遅れと言われるゴルフ会員権が持つ4つの価値とは

- ゴルフ会員権は時代遅れ?
- 預託金は資産になるって本当?
- 名義変更料は高い理由が知りたい
ネット予約が普及しビジターでも気軽に予約が取れるため、ゴルフ会員権は時代遅れ…と感じていませんか?
この記事では、ゴルフ会員権の購入費用が高い理由と、ビジターでは決して味わうことができない会員権の4つの価値について、わかりやすく解説します。
はじめに結論
ゴルフ会員権の購入費用が高い理由は、次の3つです。
実際にゴルフ会員権を持つ私自身の経験から言うと、
ゴルフ会員権は「快適なプレー環境」や「質の高いコミュニティ」への投資であり、長くゴルフを楽しみたい方にとっては費用に見合う価値があります。
この記事を読めば、ゴルフ会員権の価値を正しく理解し、「自分には必要かどうか」を冷静に判断できるようになりますよ。
>>ゴルフ会員権の仕組みは
こちらの記事で解説しています。
なぜ高い?ゴルフ会員権が高い3つの理由

ゴルフ会員権が「時代遅れ」と言われがちな理由のひとつが、高額な購入費用です。
ただし、この価格にはしっかりとした背景があります。
結論、ゴルフ会員権の購入費用が高い理由は次の3つです。
私自身、会員権を購入する前は「高すぎるのでは…」と戸惑いました。
ですが、仕組みを理解していくうちに、
初期費用は「快適なプレー環境」や「質の高いコミュニティ」を手に入れるための投資だと判断でき、最終的に納得して購入を決めました。
やす実際に購入したときも、市場価格を見てかなり勇気が必要でしたが、その後の満足度を考えると買って良かったと感じています。
預託金(返還対象)が含まれる


ゴルフ会員権の価格が高く見える理由のひとつは、「預託金」が含まれているためです。
預託金とは、
売主が購入時にゴルフ場に「預けたお金」のこと。
市場価格には、売主がすでに預けている預託金が会員権代金に含まれているケースが多くあります。
つまり、会員権の価格には「将来返ってくるお金」が含まれているため、より高い金額に見えています。



実際の手出し価格は、
・名義変更料
・年会費
・仲介手数料
快適なコース環境の維持コスト


安心できるコミュニティ運営やコース環境を維持するために必要なコストが価格に反映されています。
ゴルフ場が快適なコース環境を維持するためには、以下のコストがかかります。
- 入会審査などの管理体制
- コース整備・改修
- クラブ施設の維持
これらのコストは、名義変更料や年会費といった手数料から捻出されることが多いのが実情です。
もし名義変更料がなければ、会員権が市場取引されてもゴルフ場に収入が入らず、運営が成り立ちません。



名変料は入会時のみのコスト。
継続期間が長いほど得になる!
メンバー重視の運営にかかる費用


ビジター枠を制限し、メンバーシップを重視するコースほど運営コストがかかります。
- 余裕を持ったプレー間隔
- 会員イベントが豊富
- ビジター予約枠の制限
ビジターを多く受け入れれば、ゴルフ場の売上は上がります。
しかし予約が取りにくかったり、ラウンド中の待ち時間が増えたり、プレー環境の質は下がります。
そのため、メンバー重視のクラブはあえてビジターを制限し、その分の運営費を名義変更料や年会費に反映させています。
より快適なプレー環境を求めるなら、ビジター予約が少ないゴルフ場がおすすめです。
ホームコースを選ぶ際は、クラブの運営方針が自分の目的にあっているかをしっかり確認しましょう。



会員権業者に相談すると教えてもらえます。
時代遅れではない!ゴルフ会員権の4つの価値


ゴルフ会員権の価格が「高い=損」ではありません。
むしろ価格が高いからこそ、あなたが求めるプレー環境が手に入る場合が多いです。
一部のゴルフ場では会員になる価値が薄い場合があります。
危険サインを見分ける方法はこちらの記事を参考にしてください。
質の高いコミュニティ
ゴルフ会員権が高い理由のひとつに、「質の高いコミュニティ」への参加権でもあるからです。
会員制コースには、初期費用を払って入会する人が多く、次のような特徴があります。
- ゴルフへの熱量が高い
- マナー意識が高い
- 落ち着いた雰囲気で品位がある
その結果、快適でストレスの少ないプレー環境が自然と形成されます。
会員には会社経営者や専門職の方なども多く、ホームコースを通じた交流で新たな出会いに恵まれます。



私も年の離れた経営者の方と、お話する機会に恵まれています。
預託金には資産性
会員権価格に含まれる「預託金(返還対象)」はゴルフ場に預けている資産です。
退会や譲渡する場合には、その金額が返還されます。
ただし、預託金には次の特徴があります。
- 人気コースほど価値が下がりにくい
- 需給バランスにより価値は変動する
- 年会費や名変料の増額は値下がり要因
預託金制度を理解しておくと、
見た目の金額に惑わされて会員権が高いと感じる不安が減り、適正に判断できるようになります。



事業主であれば、
経費として活用できますが、あくまで会員権の資産性はおまけ。
快適なプレー環境
ゴルフ場の会員になることで、快適なプレー環境が手に入ります。例えば、
- フェアウェイやグリーンの管理
- バンカー整備
- ハウススタッフの教育
- クラブハウス設備の維持・改装
上記コストは目に見えるものではありませんが、
来るたびに気持ちよくゴルフに打ち込める環境が手に入ります。
メンバーシップが充実
ゴルフ場の会員になると、快適にゴルフを楽しむためのメンバーシップが受けられます。
- 月例杯
- クラブ交流会
- メンバータイム(会員専用枠)
ビジターでは決して味わうことができない、
ホームコースを中心としたメンバーシップには価格に見合う価値を感じます。
特に完全会員制コースの場合、ビジター枠がない分、年会費や名義変更料が高くなる傾向にあります。
ゴルフ会員権の購入費用をわかりやすく解説


一般に、ゴルフ会員権の購入にかかる費用総額は50万〜300万円ほどです。



購入方法によって違いはありますが、最終的な総額はほぼ同じ。
入会預託金・預託金とは
ゴルフ場に無利息で預ける保証金のことです。
- 預託金
-
市場で取引した既存会員権に含まれる保証金
- 入会預託金
-
新規募集時にゴルフ場へ直接預け入れる保証金
どちらも購入時に、ゴルフ場へ一定額を預け入れるもので退会時に返還されます。
ただし、ゴルフ場の規程により、返還を請求できるまでに数年かかる場合もあります。



「入会時の預り金」であり、会員の資産という位置づけです。
入会金とは
ゴルフ場に入会する際の手数料です。
- 入会金の相場
-
一般的には10万円〜100万円ほど
各ゴルフ場が設定します。
クラブハウスやコースの維持管理、人件費などに活用されます。



払いっぱなしの手数料。
「名義変更料」と似た費目です。
名義書換料とは
購入した会員権の名義を、前の所有者から自分に変更するための手数料です。
- 名義書換料の相場
-
一般的には10万円〜100万円ほど
各ゴルフ場が設定します。
- 新規募集時は、名義書換を停止している場合あり
- 購入者に支払義務があり、譲渡・売却時には生じない
クラブハウスやコースの維持管理、人件費などに活用されます。



名義書換料と名義変更料は同じ意味です。
仲介手数料とは
ゴルフ会員権を市場で売買する際に、会員権業者へ支払う費用です。
不動産の売買と同じ仕組みで、売主・買主の双方から手数料が発生します。
- 仲介手数料の相場
-
会員権代金の2〜3%(最低手数料5万円〜)
会員権業者を利用することで、
- 取引相手とのマッチング
- 名義書換・入会手続きの代行
- トラブル時の保証サポート
上記サービスを受けられ、安心して取引できます。



会員権業者を通すことで
トラブル防止とスムーズな手続きができます。
年会費とは
ゴルフ場の会員である間、毎年ゴルフ場に支払う維持費です。
- 費用相場
-
3〜10万円前後/年
- 支払い時期
-
多くのゴルフ場で年度単位(例:4月〜翌3月)
クラブハウスやコースの維持管理、人件費などに当てられます。



毎年継続的にかかる費用です。
プレー回数による損益分岐点を把握しましょう。
「高すぎた」と後悔しないための判断基準


ゴルフ会員権は決して安い買い物ではありません。
だからこそ、購入後に「高すぎた…」と後悔しないためにも、3つの判断基準を持つことが大切です。



上記基準をもとに選べば、
費用面でも満足度でも失敗しない会員権選びができますよ。
プレー数でメリットを試算
会員権の費用メリットは、どれだけラウンドするかで変わります。
年間プレー回数をもとに、メンバー料金とビジター料金の差額で年会費を回収できるかを試算しましょう。
以下の計算式でシミュレーションできます
費用メリット=(ビジターフィ ー メンバーフィ)×年間プレー数 ー 年会費
※ 継続年数に当てはめると、会員権代金の回収目安も試算できます。
シミュレーション計算式
費用メリット=
(ビジターフィ ー メンバーフィ)×年間プレー数
ー 年会費
※ 継続年数に当てはめると、
会員権代金の回収目安も試算できます。



私の場合、「月2回プレー×約10年」で回収見込みです。
プレー環境も素晴らしくて大満足。
目的に合うクラブライフ
会員権の価値は「料金」だけではありません。
クラブライフ(会員同士の交流・競技・イベント)が、自分の目的に合うかどうか重要です。
| 購入目的 | クラブの雰囲気 |
|---|---|
| ゴルフ仲間と楽しく過ごしたい | フレンドリーな会員層のクラブ |
| 競技に挑戦したい | 月例・公式競技が盛んなクラブ |
| 上達を目指したい | 練習施設が充実しているクラブ うまいメンバーがいるクラブ |



ゴルフ場の特徴は、会員権業者に聞くと教えてもらえます。
条件を伝えればおすすめコースの提案してくれますよ
予算の範囲内で選ぶ
大前提として、ゴルフ会員権は無理のない予算で購入することが重要です。
「有名なゴルフ場だから」と背伸びをし過ぎた金額で購入すると、後悔につながります。
会員権代金(初期費用)に加えて、クラブライフを満喫するには以下の費用がかかります。
継続してかかる費用
- 年会費
-
毎年支払う固定費
- プレーフィ
-
プレー毎に発生
- 交通費
-
通うたびに発生



特に見落としがちなのが
「交通費」。油断すると結構かかる…
安いからと遠方のゴルフ場を購入してしまい、結局通うのが大変で後悔してしまうケースもあります。
購入前に、無理のない予算を立てて、その範囲内で自分に合ったゴルフ会員権を探しましょう。
ゴルフ会員権を買うなら「市場」で「3者見積もり」


ゴルフ会員権を買うなら、会員権業者を活用して市場で購入するのがおすすめです。
会員権取引は不動産売買に似ていて、高値づかみで損をするケースが多数あります。
購入後に後悔しないためにも、3社相見積もりを活用して価格や条件を比較するのが大切です。



総額費用と保証・サポートが重要!
私が実際に27万円の損失を避けた購入方法は、こちらの記事をで紹介しています。
【Q&A】ゴルフ会員権の費用に関するよくある質問


まとめ|ゴルフ会員権代金には資産と環境の価値が含まれる


ゴルフ会員権が高い理由は単なるプレー権ではなく、
資産価値+コミュニティ品質+メンバーシップという価値が含まれているためです。
会員権価格には、あとで返ってくる「預託金」のように資産として残る部分もあります。
さらに名義変更料や年会費が、快適なメンバーシップ運営やコース品質を支えているため、質の高い大人のコミュニティでストレスなく楽しめる環境が手に入ります。
つまりゴルフ会員権は、「快適なプレー環境」や「質の高いコミュニティ」への投資であり、長くゴルフを楽しむ方にとっては価値に見合う魅力があります。
私も2025年に初めてゴルフ会員権を購入したときは、正直「高いな…」と感じていました。
ところが実際に通い始めると、その印象は大きく変わりました。
まず驚いたのは、同年代の経営者や部長級の年代の先輩たちとの出会いです。
自然と信頼できる関係ができ、ゴルフが単なる趣味ではなく「人とのつながりの場」に変わりました。
会員同士の交流機会、落ち着いたメンバーシップ、快適なプレー環境など、日々の体験は価格以上の価値があると実感しています。



ゴルフ会員権に魅力を感じたら、
まずは会員権業者に気軽に無料相談してみましょう。
>>おすすめの会員権業者はこちらの記事で解説しています。














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