- どこで会員権を買えばいい?
- 失敗しない会員権の買い方が知りたい!
- ホームコース選びで後悔したくない…
ゴルフ会員権の取引は、普段馴染みがないから不安ですよね。
実際、会員権の取引は不動産売買に似ていて、高値づかみで損をしてしまう方が多いです。
失敗のポイントを抑えた買い方を知れば、ゴルフ会員権の購入後に後悔することは避けられますよ。
この記事では、3社の会員権業者を使ってゴルフ会員権を購入した私が、実際に数十万円の損を回避した「8つの購入ステップ」を解説します。
この記事は次のように人におすすめ!
- はじめての会員権購入で不安な人
- 会員権を購入してから後悔したくない人
- 安心して希望コースを手に入れたい人
記事を読めば、失敗しない会員権の購入手順がわかるので、納得のいくメンバーライフが手に入りますよ。

私が実践した購入方法はこちら▼
>>見積依頼におすすめのゴルフ会員権業者は、こちらの記事で紹介しています。
【結論】会員権業者を通して「市場で購入」がおすすめ


複数の会員権業者を比較しながら、市場で購入するのが損をしないための基本戦略です。
ゴルフ会員権の購入方法は、次の3種類があります。
- 会員権業者に依頼する
- ゴルフ場の新規募集に応募する
- 個人間での取引する
仲介手数料はかかりますが、会員権業者に依頼するメリットは以下のとおり。
- 相見積もりで価格の妥当性がわかる
- 情報が豊富で希望にあうゴルフ場が見つかる
- 時期に関わらず購入できる
- 入会審査や手続きのサポートが得られる
結果として、コスト以上のサポートと満足度がえらるため、会員権業者の利用がおすすめです。



個人間売買はトラブルが起きやすいのでおすすめしません。
それぞれの購入方法の特徴を一覧表にまとめました▼
購入方法 | 特徴 | おすすめ度 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
会員権業者 | 専門業者を通して市場で 売買する一般的な方法 | 市場価格で選べる 購入手続きをサポート 流通数が豊富で選択肢が多い | 仲介手数料がかかる 相場に左右されやすい 業者の見極めが必要 | |
ゴルフ場の新規募集 | ゴルフ場が新たに会員を 募集するタイミングで購入 | 手続きが比較的スムーズ 名義変更手続きは不要 | 募集時期が限られている 入会金が別途かかる 希望のゴルフ場がない | |
個人売買 | 知人同士などで 直接売買を行う方法 | 仲介手数料が不要 価格交渉がしやすい 信頼関係があれば安心感◎ | 自分で名義変更手続き トラブル対応は自己責任 相手探しが大変 |
>>ゴルフ会員権の全体像から知りたい方は、こちらの記事がおすすめです▼
【失敗しない買い方】会員権購入の流れを8ステップで解説


私がゴルフ会員権を購入した際の、実際に数十万円の損を回避した購入手順を8ステップで解説します。



本当におすすめなので、ぜひ参考にしてください!
STEP1|予算を決める


ゴルフ会員権を購入する前に、まず最初に行うべきなのが予算の設定です。



一般的な購入費用は、50〜300万ほどが目安です。
予算を決めるときは、次の3ステップがおすすめです。
- 使える予算をざっくり考える
- 会員権の相場チェック
(▲タップすると住地ゴルフHPに飛べます) - 「希望価格」と「妥協ライン」を決める
このステップの目的は、「自分が出せる金額を明確にしながら、相場感をつかむ」こと。
満足のいくメンバーライフを手に入れるために、予算の幅を設定しておくことが大切です。
- 無理して高額なコースを選ばない
- 価格の安さだけで判断しない
大切なのは、『自分がホームコースを持つことでどうなりたいか』を見失わないことです。



次のステップ2・3では、希望条件をさらに具体化していきましょう。
>>会員権を購入した方の体験談は、こちらの記事にまとめています。
STEP2|エリア条件を絞る


充実したメンバーライフを送るためには、ストレスなく通える範囲にホームコースをもつのが重要です。
コース選びでは、通いやすさだけは妥協しないでください。それだけで失敗しにくくなりますよ。



30分〜1時間圏内が理想です。
遠方の安いゴルフ場を選んだ結果、「行くのが面倒で使わなくなった…」と後悔した話をよく聞きます。
ゴルフ場のエリアを決めるときは、以下の点にチェックしましょう。
- 1時間以内で気軽に通えるか
- 有料道路の利用は必要か
- 行きと帰りの渋滞状況はどうか
STEP3|プレースタイルや目的を整理


どんな風にゴルフを楽しみたいのか、希望するプレースタイルや会員になる目的を整理しましょう。
- ゴルフ仲間をつくりたい
- ゴルフがうまくなりたい
- 競技を楽しみたい
- 家族ぐるみで楽しみたい
- ゴルフを通して健康増進



目的を伝えることで、
会員権業者から自分にあった提案を受けやすくなります。
ゴルフ場ごとにクラブ運営の方針はさまざまなので、目的にあったゴルフ場を選べると満足度の高いメンバーライフが手に入ります。
クラブ運営の方針ポイント
- メンバー同士の交流会の開催頻度
- 練習施設や練習会の開催有無
- クラブ競技の開催頻度やレベル
- 家族や友人の同伴優待
ゴルフ場のクラブ運営の方針や雰囲気は、公式サイトだけではわかりづらいものです。
そんなときに頼りになるのが、会員権業者の情報ネットワークです。
会員権業者を通じて相談すれば、実際の会員の声や「メンバーの雰囲気」「クラブの交流状況」など、公式には載っていないリアルな情報が手に入ることも。
実際に私が会員権を購入した際も、担当営業の方から「メンバー同士の関係が活発なコース」を紹介していただきました。



おかげで、クラブ交流が盛んなホームコースに出会え、理想のメンバーライフが手に入りました!
STEP4|会員権業者に見積もり依頼


ゴルフ会員権を購入する際には、必ず複数社に相見積もりを依頼しましょう。
ステップ1・2・3で整理した希望条件を伝えると、希望にそったゴルフ場を提案してくれます。
手数料が安いゴルフ会員権ネットも評判は良いですが、ゴルフ場選びのサポートは手厚くありません。
会員権の購入では高値づかみしないために、相見積もりは3社に依頼するのがおすすめです。
相見積もりを依頼する際は、事前に「相見積もり」だと伝えましょう。
「相見積もり」と伝えると市場価格がつり上がるのを防げて、各業者の本気の見積価格を引き出せます。



一般的に、3営業日以内に返事が届きます。
検討中でも御礼メールを返しておくと、その後がスムーズですよ。
>>具体的な相見積もりの依頼方法は、こちらの記事で解説しています。
STEP5|実際にラウンドする


気になるゴルフ場があれば、購入前に一度ラウンドしてみましょう。
平日と週末では、ゴルフ場の雰囲気が変わります。
普段ラウンドする予定の曜日や時間帯にプレーするのがおすすめ。
実際にラウンドしてみると、コースコンディションや混雑状況、ゴルフ場への通いやすさがわかるので、納得のいく判断ができますよ。



たとえば、平日は落ち着いた雰囲気でも、土日はビジターで混雑していることも…。
STEP6|契約締結・支払い


見積もりを比較し、もっとも条件の良い会員権業者と契約に進みます。
希望するコースの入会条件や価格を再確認し、売り手との最終調整に入りましょう。
見積もりに協力してくれた他の業者には、必ず感謝の気持ちとともに丁寧にお断りの連絡を。
今後の売却時に相談することもあるかもしれませんし、気持ちよく取引を終えるためにも大切です。



お断りメールを入れておくと、不要な営業電話も来ません。
>>相見積もりが断りづらい…という方は、こちらの記事のお断りメッセージ例文を参考にしてください。
STEP7|ゴルフ場への入会手続き


会員権業者との購入手続きが終わると、次にゴルフ場への入会手続きがあります。
住地ゴルフ
入会審査の内容はゴルフ場によって異なりますが、以下の3種類があります。
- 書類審査
- 面接審査
- プレー審査



書類審査のみのゴルフ場も多い。
おすすめ会員権業者は、入会審査もサポートしてくれて安心です。
STEP8|メンバー登録完了


ゴルフ場の入会審査後、理事会で承認されると晴れて会員となります。
ゴルフ場によって異なりますが、入会手続きにかかる期間は概ね1〜3ヶ月程度です。
後日、承認通知書などが届きます。
クラブ規則や会員特典などが記載されているので、しっかり読みましょう。
その後、名義変更料の支払いが完了すると、正式にゴルフ場の会員としてプレーすることができます。



この時期が一番ソワソワします。
【利用してわかった】会員権の購入で失敗しないためのポイント3選


ここまで、会員権業者を活用した購入方法を解説しました。
実際に私が上記の方法で購入したときに、『ここが大事だ!』と感じたポイントを解説します。



体験談と併せて、ひとつずつ解説していきます。
必ず複数社から相見積もり
ゴルフ会員権は、売り手と買い手の需給バランスにより大きく価格が変動します。
会員権業者ごとに売買情報が異なるため、1社だけの見積もりでは相場より高い価格に気づけません。
複数社に相見積もりを依頼することで、市場価格より高すぎる金額で購入することは防げますよ。
- 事前に「相見積もり」である伝える
- 条件の良い業者と購入する姿勢
- 見積数は多すぎてもだめ。3社が最適
上記を徹底するだけで、はじめから本気の見積額を引き出せます。



私が購入する際は、3社に見積もりを依頼し、上下で数十万円の差がありました。
>>具体的な相見積もりの依頼方法は、こちらの記事で解説しています。
価格よりも通いやすさが超重要
私は、会員権選びで最も重要なのは「通いやすさ」だと断言します。
- 練習設備が整っていて
- クラブの雰囲気が良くて
- 理想に近いゴルフ場
それでも通うのが大変だと足が遠のいてしまいます。
実は私も、はじめは車で1時間以上かかる評判の良いゴルフ場を希望していました。
会員権業者の営業担当の方からアドバイスを受け、自宅から徒歩30分にある小さめのコースに変更。
結果として、突然の誘いにも駆けつけやすく、満足度の高いメンバーライフを送れています。



理想の条件は様々ありますが、
通いにくいゴルフ場を購入すると後悔しやすい。
希望条件をより具体的にする
複数業者に相見積もりを依頼するときに、前提条件の認識がズレてしまうと失敗します。
相見積もりをする際には、前提条件がズレないように具体的な条件を問合せフォームで依頼しましょう。
- 希望するゴルフ場名またはエリア
- 予算の価格帯
- 利用の目的
(例:仲間とプレー、交流重視、競技重視) - プレースタイル
(例:月1回程度、平日のみ など) - その他希望条件
(例:家族利用が可能か など)
私は電話で依頼した際に、ニュアンスの違いで各社の条件に差が出てしまい、相見積もりをやり直した経験があります。



条件を修正して再依頼するのは、二度手間で最悪でした。
【要注意!】買ってはいけないゴルフ会員権の特長3つ


気づかずに、「問題を抱えるゴルフ場」や「資産価値が下がりやすいゴルフ場」の会員権を購入して、後悔する人も少なくありません。
ここでは、買ってはいけないゴルフ会員権の特長3つを紹介します。



後悔しないために必見です!
経営状況が不安定
ゴルフ場を運営する企業の経営状態が悪いと、最悪の場合、経営が破綻し会員権が無価値になることも。
ほかにも以下のような事例があります。
- 年会費の大幅な引き上げ
- 会員権価格の大幅下落
- ビジター受け入れの急増
経営状況が悪いゴルフ場では、メンバーライフの状況が一変してしまう可能性があるため要注意です。
ゴルフ場の経営状況はホームページからは判断できないため、会員権業者に聞き取りするのがおすすめ。
取引実績の多い会員権業者には最新情報が集まりやすく、ゴルフ場選びで失敗する確率を下げられますよ。
リセールバリューが低い
リセールバリューが低い会員権とは、購入総額よりも市場価値が大きく値下がりする会員権をいいます。
会員権価格は市場によって常に変動するため、将来の価値を正確に予測することは誰にもできません。
しかし、購入時に注意すればリスクを減らせます。



ポイントは『名義変更料』。
名義変更料とは、ゴルフ場に支払う手数料のようなもので、資産として返金される預託金とは別物です。
名義変更料が高いゴルフ場の会員権は、リセールバリューが下がりやすい傾向にあります。
目安としては、少なくとも会員権価格と同額以下の名義変更料のゴルフ場を選ぶのがおすすめです。
ビジターが多くて混雑
会員になるゴルフ場を検討するとき、ビジター(非会員)をどの程度受け入れているかは重要です。
ビジター受け入れが多すぎるゴルフ場は、会員としてのメリットが損なわれるためおすすめしません。
- スタート時間の競争が激化
- 希望時間にプレーできない
- プレー進行の悪化
- コースコンディションの悪化
ビジター受け入れが多すぎるゴルフ場は、プレー環境や会員権の価値も損なわれるリスクが高いです。
会員権の購入前に、会員権業者へ確認したり、試しにラウンドをする等の対策で避けられますよ。
【業者選びが成功のカギ】会員権業者の比較ポイント


ゴルフ会員権は高い買い物なので、購入する際には実績があり信頼できる業者を選ぶことが大切です。
会員権業者を見極めるために、次の5つの項目を中心にチェックしましょう。



業者選びで意識すると、成功確率が高まります!
①取引実績
取引実績など顧客数の多さは、信頼できる会員権業者選びで最も重要な項目です。
ゴルフ会員権の市場価格は、「買いたい人(需要)」と「売りたい人(供給)」のバランスで決まります。
そのため、利用者が少ない会員権業者を通すと情報が限られ、相場より高くなるリスクがあります。
- 取引実績数(顧客数)
- 公式サイトの売買情報量
- ゴルフ会員権取引業協同組合への加盟状況
取引実績をホームページで公表している業者や、「ゴルフ会員権取引業協同組合(※ゴルフ会員権の健全な取引を目的として設立された業界団体)」の加盟業者がおすすめ。
②ホームページの見やすさ
顧客サービスの窓口ともいえる、ホームページの見やすさも信頼性を見定める重要なポイントです。
企業の顔であるホームページがイマイチな事業者は、その他サービスも行き届かない傾向にあります。
独自メディアやホームページで、ゴルフ会員権の正しい知識を発信している会員権業者がおすすめです。



個人的な意見ですが、会員権購入時の相見積もりを推奨していない企業は信用できません。
③保証制度
ゴルフ会員権は購入費用が高く、入会審査など独自の手続きもあるため、万が一に備えた「保証制度」は見逃せないポイントです。
会員権業者により保証範囲は異なるため、保証制度の充実している業者がおすすめです。
- 会員権に瑕疵があるときの返金保証
- 購入前に事前入会審査の実施
- 入会審査が否認されたときの返金保証
会員権の瑕疵に対しての保証がない会員権業者は避けましょう。



入会審査への保証があると会員権業者だと安心ですね。
④仲介手数料
会員権業者のホームページに、仲介手数料の算定式が明記されている会員権業者がおすすめです。
仲介手数料の最低金額のみを記載しているなど、計算式が不明瞭な会員権業者では予期せぬトラブルに巻き込まれることも。
インターネット対応の会員権業者の手数料相場は次のとおりです。
⑤サポート範囲
ゴルフ場の入会手続きや名義変更などに対応してもらえるか、サポート範囲を確認しましょう。
仲介手数料の安さで会員権業者を選んでしまうと、希望するサポートを受けられないことがあります。
会員権をはじめて購入する方は、トラブルを避けるために手厚いサポートがある会員権業者がおすすめ。
- 売買相手とのマッチング
- 取引金額の折衝代行
- 売却、入会書類の用意
- 入会審査のサポート
- 紹介者(推薦保証人)探しのサポート
信用できないゴルフ会員権業者|3つの特長


ゴルフ会員権を取り扱う業者は全国に多数あります。
不動産業界と同様、少なくない割合で信用ができない会員権業者もいることも理解しておきましょう。
信用できない会員権業者には、特徴が3つあります。
- 手数料が明記されていない
- 契約を急がせてくる
- 相見積もりを嫌がる
手数料が明記されていない
会員権業者のホームページに、手数料が明記されていない場合は要注意。
不明瞭な手数料で、契約が進んでから高額な手数料を請求される事例もあります。
見積もりを依頼する前に会員権業者のホームページや評判を確認しましょう。
当サイトでおすすめしている会員権業者は、明瞭な手数料であることを確認済みです。
>>おすすめしている会員権業者は、こちらの記事で紹介しています。
契約を急がせてくる
ゴルフ会員権業者は、売買が成立して初めて仲介手数料がもらえる成功報酬型のビジネスです。
なかには「今すぐ申し込まないと他の方に取られてしまいますよ!」と、契約を急かす営業担当もいます。
希望していたゴルフ場を逃すリスクもありますが、焦って決めてしまうと後悔するケースも多いです。
もし契約を急がせるような営業を受けた場合は、無理せず別の会員権業者に相談しましょう。
結果として、落ち着いて検討したほうが、納得のいく良い結果になることが多いと感じます。



大切なのは、納得いくまで相談できる会員権業者を選ぶことです。
相見積もりを嫌がる
相見積もりとは、複数の業者から見積もりをとり、価格やサービスを比較する方法です。
一部の業者は「相見積もりは相場を乱す」と否定しますが、それは他社と比較されたくない業者側の都合。
会員権市場は規模が小さいですが、相見積もりを前提に伝えていれば市場を乱すことはありません。
ゴルフ会員権は高額な買い物です。
失敗を防ぐためにも、2〜3社に相見積もりをとり比較するのが基本戦略です。
【Q&A】ゴルフ会員権のよくある質問


まとめ|会員権の買い方を知り、納得のいくメンバーライフを手に入れよう


ゴルフ会員権の購入は、一生に一度あるかないかの大きな買い物です。
価格が高く、仕組みも複雑だからこそ、上手な買い方を知っているかどうかで結果は大きく変わります。
私自身も、はじめての購入では不安だらけでしたが、
- 複数業者への相見積もり
- 自分に合った条件の整理
- 実際のラウンド体験
などを丁寧に踏んだことで、納得のいくメンバーライフをスタートできました。
この記事で紹介した8つのステップを実践すれば、高値づかみや失敗のリスクは大きく減らせます。
なかでも、信頼できる会員権業者の選定と、通いやすさの見極めは特に重要なポイントです。



満足度を高めるためにも、
焦らず、正しい手順を踏んで準備しましょう。
当サイトでは、ゴルフ会員権の購入で失敗しないためのノウハウを紹介しています。
他の記事も参考になると思うので、ぜひ役立てていただき理想のゴルフライフを手に入れてください。
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